リハビリメニュー

青友会の共に取り組むリハビリテーション “トモリハ”

私たちが掲げるリハビリテーションの理念“トモリハ”とは、身体に関するお悩みやつらい症状を、「自らのチカラで改善する」ことに共に取り組み、改善のためのお手伝いをするものです。
多くの方が悩まれる関節の痛みなどの問題は、運動不足や姿勢異常などの生活習慣が原因であることが多く、この場合誰かに治してもらうことはできません。

自らのチカラで改善するためには、以下の3つのポイントが重要です

  • 01

    身体の状態や生活習慣に
    目を向ける

  • 02

    身体の状態を理解し、
    対処法に取り組むこと

  • 03

    取り組みを
    継続していくこと

習慣や姿勢などの問題は自身で気付くことが難しく、時に客観的な視点での評価が重要です。
さらに、運動の効果は一朝一夕で得られるものではなく、「継続すること」がとても重要です。
共に問題解決に取り組み、挫けそうな時は支え、一緒に『できる喜びを創る』のが“トモリハ”です。
“トモリハ”は、外来患者様を対象とした体力維持・向上、フレイル予防を目的とした外来リハビリテーションと、介護施設ご利用者様を対象とした生活機能の維持・向上を目的とした介護リハビリテーションにて実施しています。
ここにはあなたと共に取り組む仲間がいます。スタッフはもちろんのこと、同じような症状や疾患に悩む仲間がおられます。私たちと共に知識を共有し、励まし、支え合いながら新たな一歩を踏み出してみませんか。

Rehabilitation

動きをみる専門家 理学療法士によるプログラム作成

経験豊富な専任の理学療法士が在籍いたしております。
まずは理学療法士による聞き取り、身体機能・動作能力の確認をいたします。全身の状態を確認するだけでなく、お住まいの環境や段差、手すりの有無など、ご自宅での生活に関わる部分についてもお伺いしていきます。
聴取させていただいた内容を総合的に判断し、ご本人様にとって必要な動作・プログラムをご提案させていただきます。病歴や手術の既往・レントゲン写真など、ご本人様の状態を把握する上で有益な情報がありましたらお持ちいただけると幸いです。
多くの情報により、さらにきめ細やかなアドバイスが可能となります。

当施設のリハビリテーション(運動療法)

レッドコード

ノルウエー発祥のリハビリテーションです。
運動器系疾患、神経系疾患に対する治療・エクササイズを可能にする機器の名称、治療法のことです。
天井からぶら下がった赤いロープを握って行うリハビリで、椅子に座ったまま行えることと、片麻痺のある方でも行えるリハビリということで今注目されています。

※スリングを使用することで、安心して広範囲の運動が可能となります(ストレッチ)。不安定な状況設定でのトレーニングが可能です(エクササイズ)。

期待できる効果

柔軟性の向上
腕や脚を普段より大きく動かすことで、ストレッチの効果が得られます。また、全身の血流改善による疼痛緩和にも効果が期待できます。
筋肉の強化
ロープを補助として利用し、立ち上がりや立位でのステップ動作を行います。
安全に動作を反復することは、下肢を中心とした筋肉に刺激を与え、全身の筋肉の協調性向上を図ります。
姿勢の改善
柔軟性および筋力の改善は、よりよい姿勢を獲得することにつながります。正面の鏡を見ながら運動を行うことで無意識のうちに姿勢が整っていきます。

パワーリハビリテーション

マシンを利用して、筋肉を刺激します。軽い負荷量での反復運動によって、筋肉の活性化を促します。立つ、歩くなどの動作や姿勢保持に重要な筋肉を選択的にトレーニングすることが可能です。

期待できる効果

認知症への効果
近年の研究では、筋肉の収縮に伴って分泌される神経物質が、認知症の予防と改善に深く関係していることが明らかになってきました。
パワーリハビリは、このような筋肉の収縮を効果的に引き出すことができるため、認知症の進行を遅らせたり、症状を軽減したりする効果が期待できます。
パーキンソン病・症候群等の
神経難病への効果
安全かつ適切な負荷量による筋収縮運動は、筋肉への刺激だけでなく、脳内の神経物質を分泌させることが報告されており、パーキンソン病や脊髄小脳変性症などの神経難病に対しても効果的であることが報告されています。
慢性期脳卒中の麻痺への効果
パワーリハビリによる運動の反復は、麻痺筋やその周囲の筋肉に対し活性化を促し、動作の質を向上させる効果が見込めます。
痛みに対する効果
軽い負荷をかけた反復運動は、筋肉や関節の硬さを緩和し、痛みを和らげます。また、筋収縮による血流改善効果も期待することが出来ます。

パワーリハビリテーション機器紹介

  • トーソフレクション

    「トーソフレクション」は、上体を前に傾ける運動を通して体幹のバランスを改善する機器です。トレーニングを続けることで、体幹の筋力が向上し、立ったり座ったりする動作がよりスムーズになります。

  • ローイングMF

    「ローイングMF」は、バーを握って腕を後ろに引く運動を行う機器です。背中や肩甲骨周りの筋肉が刺激されるので、姿勢改善、歩行時の安定性向上などが期待できます。

  • ホリゾンタルレッグプレス

    「ホリゾンタルレッグプレス」は、負荷をかけながら脚の曲げ伸ばし運動を行うことで、お尻や太ももの筋肉を鍛える機器です。立ち上がる動作や歩行時に重要な筋肉を刺激します。

集団体操

健康増進、介護予防を目的とした外来ご利用者様、要支援・要介護状態でも症状の進行予防を目的にそれぞれの強度に合わせた自重運動を行っております。
自らの身体をバランス良くコントロールすること、体重を受け止めること、リズムよく動くこと。さまざまな狙いがありますが、指導者(スタッフ)と共に楽しく、効果的な運動を継続していきます。

トレッドミル

鏡でご自身の姿勢を確認しながらウォーキングを行います。心拍数や疲労具合をモニタリングしながら、速度の調整をしていきます。

フィットネスバイク

心拍数や疲労度をモニタリングしながら行う有酸素運動です。1分間あたりの回転数をみながら負荷量の調整を行うことも可能です。

当施設のリハビリテーション(物理療法)

物理療法は、身体に物理的なエネルギーを与えて、血流の改善や痛みの軽減、筋緊張の緩和などの効果を引き出す治療法です。青友会では、外来患者様を対象として、身体機能の回復と疼痛管理のために、物理療法を運動療法と組み合わせて提供しています。
例えば、関節の痛みや慢性的な腰痛に悩むご利用者様に対し、温熱療法や電気療法、マッサージなどの物理療法を行います。物理療法により、痛みを和らげて、体を整えることで、運動療法に移行できるのです。青友会の理学療法士は、ご利用者様一人ひとりの症状や体調に合わせて、適切な物理療法と運動療法の組み合わせをご提案します。

  • ホットパック

    約70℃に温められた鉱石が心地よい温度とフィット感で患部をしっかりと温めます。

  • ウォーターベット

    水圧によるマッサージを行います。
    強さや部位の設定ができます。

  • 低周波治療器

    筋肉に電流を流して筋肉を刺激(収縮)させます。筋肉を動かすことによって血流の改善・疼痛の緩和を期待します。

  • 干渉波治療器

    血行改善・筋肉のマッサージ効果を得ます。

  • 遠赤外線治療器

    遠赤外線による温めで血流を良くします。