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居宅介護支援事業所

脳梗塞で入院することになった母。その後の生活について不安。どうしたらいい?

あらすじ

高齢の母が脳梗塞で入院し、娘のしおりさんは今後の生活に不安を感じている。入院中の回復状況や退院後の介護、生活環境の整備について、しおりさんは病院のソーシャルワーカーとケアマネいそに相談することになった。脳梗塞後のリスクや介護保険・医療保険の活用について、具体例を交えながら解説します。

1.ソーシャルワーカーに相談

「母が脳梗塞で入院したばかりなんですけど、退院後の生活がすごく不安です。歩けるようになるのか、または家でどんな介護が必要なのか、全然想像がつかなくて…。」

「まず脳梗塞の場合、リハビリの成果や後遺症の程度によって退院後の生活が大きく変わります。歩行や食事、トイレなど、どの程度自立できるかは回復状況次第ですね。」

「もし自分たちだけで対応できない場合はどうすればいいんですか?」

「その場合、訪問看護や訪問リハビリ、デイケアなどの介護保険サービスを活用できます。お母様が退院後に安心して暮らせるよう、退院前にケアマネジャーをつけて支援計画を立てるのがおすすめです。」

2.ケアマネいそとの初対面

「いそさん、こんにちは!母が退院してからの生活が心配なんです。正直、何から手をつければいいのかもわからなくて…。」

「こんにちは、しおりさん!退院後の生活は、環境の整備とリハビリサービスの活用がポイントです!お母様の状態によって必要なことが変わるので、ひとつずつ準備していきましょう。」

「たとえばどんな準備をすればいいんですか?」

「例えば、脳梗塞後は転倒リスクが高くなるので、家の中のバリアフリー化が大事です。手すりをつけたり、段差をなくしたりですね。また、必要に応じて介護用ベッドや車椅子など、福祉用具のレンタルも考えましょう。」

3.リハビリと生活の両立

「リハビリはどんな形で続けられるんですか?」

「病院でのリハビリが終わっても、訪問リハビリやデイケアで継続できますよ。例えば、デイケアではリハビリ専門士やリハビリ知識豊富な介護スタッフがその方が出来なくなった動作をお手伝いしてくれたり、リハビリを一緒にすることで回復が早くなります。病院でもこれからリハビリがあると思いますが、退院することになれば病院のリハビリ専門職がリハビリのメニューや内容をデイケアのリハビリ専門職と連携して行う事ができます。※1」

※1 退院時共同指導加算といって、退院時に双方のリハビリ専門職が退院に向けての会議に参加することでそれが可能となります。

「家に閉じこもりがちになるのが心配なんです。」

「その場合は、是非デイケアを利用して外出の機会を作るのが良いと思います。人と触れ合うことで心のケアにもなりますよ!」

4.介護保険と医療保険の活用

「介護保険って具体的にどう使えばいいんですか?」

「要介護認定を受けると、訪問看護やデイケア、福祉用具レンタルなど、いろいろなサービスが1~3割の負担で使えます。退院後の生活費の負担も軽減できますよ。」

「医療保険はどう役立つんですか?」

「医療保険では、お医者さんの指示が必要ですが医療保険で訪問看護を利用したり、必要な医療器具のレンタルができます。例えば、自宅に看護師に来てもらい血圧や体温を定期的に測ったり薬の管理をしてもらうことで生活習慣を気にかけてもらうことが出来ます。」

まとめ

脳梗塞後の生活は、リハビリの成果や後遺症の程度によって大きく変わります。退院後の環境整備や、介護・医療保険の活用がポイントです。ケアマネジャーを中心に支援を受けることで、安心して生活をスタートできます。早めに相談することで、お母様に最適なサポートが受けられるよう準備を整えましょう。ケアマネいそも「しおりさんと一緒にお母様の安心できる未来を作りますよ!」と全力で応援しています!

青友会 青木内科・眼科
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ブログ記事担当:ケアマネいそ
デイケアこもれび相談員&居宅介護支援事業所
ケアマネージャー 磯村 拓矢

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