ブログ

居宅介護支援事業所

医者から腎臓病食にして欲しいと言われたが、父には調理も難しい。どうしたらいい?

「最近、お医者さんからお父さんに腎臓病食をすすめられたんだけど、料理なんて全然できないのよ。私も毎日通ってご飯を作るのは難しいし…。どうしたらいいかしら?」

「うん、料理は昔から苦手だし、特に塩分とかを気にしながら作るなんて無理だよ。」

「そうですね、腎臓病食は塩分やたんぱく質の管理が大事ですし、確かに慣れない方には難しいかもしれませんね。でも、心配しないでください。おじじさんが安心して食事を続けられるようなサービスがいくつかありますよ。」

1. 宅配の腎臓病食サービス

「まず、腎臓病の方向けの宅配食があります。これは栄養士が計算して、必要な栄養素をしっかり管理した食事を自宅まで届けてくれるサービスです。おじじさんは温めるだけで食べられるので、調理の手間はかかりません。」

「えっ、そんなのがあるんですね!それならお父さんでも大丈夫そう。」

「温めるだけならなんとかできそうだな。でも、美味しくないんじゃないのか?」

「今の宅配食は味も工夫されていますし、結構美味しいと評判ですよ。まずは試してみて、おじじさんに合うかどうか確認するのもいいかもしれません。」

2. 訪問介護の調理サービス

「でも、毎回お弁当ばかりだと飽きちゃうかも…。他に何か方法はある?」

「そうですね、訪問介護のサービスを利用して、ヘルパーさんに週に数回家に来てもらい、腎臓病食を作ってもらうこともできます。おじじさんの好みに合わせたメニューで、栄養バランスも考えながら調理してくれるので安心です。」

「それなら、たまには出来立てのご飯が食べられて嬉しいな。自分で作らなくても、安心して食事できるのは助かるね。」

3. 家族や周囲のサポートを活用する

「先ほどあげたサービスを利用しつつ、しおりさんが時々料理を作って持っていくことが出来るなら、それは最大のサポートになると思います。」

「確かに、毎日私一人じゃ大変だから、ヘルパーさんと宅配食をうまく組み合わせてみようかな。お父さんが健康に過ごせるなら、それが一番だし。」

4. 安否確認や見守りサービスにも

「それに、配食サービスやヘルパーを利用することにより、定期的な見守りサービスにもなります。安否確認にもなるので娘さんも安心できると思います。」

「それはありがたいな。食事のことも気になるけど、生活全般で何かあったときに誰かが気にかけてくれるだけで心強いよ。」

| まとめ

腎臓病食の準備が難しい場合でも、宅配食や訪問介護の調理サービスを利用すれば、自宅で安心して適切な食事を続けられます。また、負担のない程度でもご家族の支援も必要になります。おじじさんが健康に暮らせるための選択肢はたくさんあるので、無理なく取り組んでいきましょう!

青木内科・眼科 居宅介護支援事業所
岐阜市則武中3-5-15 デイケアこもれび内
TEL 058-216-0120
FAX 058-232-6585 

ブログ記事担当
デイケアこもれび相談員
青木内科・眼科 居宅介護支援事業所 ケアマネージャー
磯村 拓矢