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介護医療院はどんな人が入れてどんなことができるの?
あらすじ
「介護医療院」という名前は聞いたことがあっても、どんな人が入れる施設で、どんなサービスを受けられるのか知らない方も多いですよね。介護医療院について知識ゼロのしおりさんが、ケアマネいそと病院のソーシャルワーカーに、事例を交えながらわかりやすく教えてもらいます。
1. 介護医療院って何?
「いそさん、『介護医療院』っていう言葉は聞いたことあるんですけど、正直何をするところなのか全然わからないんです。」
「あー、それよく言われるね!簡単に言うと、介護医療院は医療と介護が一体化した施設だよ。岐阜市にもいくつかあるけど、入院治療が必要な人や、自宅での介護が難しい人が対象なんだ。」
「へぇー、病院と何が違うんですか?」
「病院は治療が中心で、短期間での入院が基本です。でも介護医療院は、医療が必要な状態が続く方に長期間のケアを提供する場所なんです。医療と生活支援を両方受けられるところが特徴ですね。」
2. 誰が入れるの?
「じゃあ、具体的にどんな人が利用できるんですか?」
「例えば、認知症が進んで自宅では安全に過ごせない人や、病気の後遺症で食事や排泄に介助が必要な人が対象だね。もちろん、医師やケアマネージャーがしっかりと必要性を確認してからの利用になるよ。」
「そうですね。岐阜市の場合も、高齢者向け施設が充実していますが、介護医療院は『医療と介護の中間的な役割』を担っています。例えば、特養だと医療ケアが難しい方でも、介護医療院なら酸素療法や胃ろうの管理が可能だったりあります。」
「それって、病院よりも柔軟に対応してくれる感じですね!」
3. どんなサービスを受けられるの?
「具体的なサービス内容も気になります!」
「まず、医師や看護師による医療ケアはもちろん、リハビリスタッフによる機能訓練も受けられるよ。食事やお風呂、身の回りの世話も充実してるし、利用者さんが生活しやすい環境が整ってる。」
「さらに、栄養士が一人ひとりの健康状態に合わせた食事を用意したり、認知症の方には専門的なケアも行います。家族の負担軽減にもつながるので、安心感が大きいですよ。」
「すごい!まさに『生活しながら医療を受けられる場所』って感じですね。」
4. 利用する際の注意点は?
「利用するときに何か気をつけることってありますか?」
「やっぱり入所するための手続きが少し複雑かも。医師の診断やケアマネージャーのアセスメントが必要だし、介護保険の認定が前提になるんだ。」
「それと、全てのサービスが保険で賄えるわけではありません。例えば、個別のアクティビティや日用品費は自己負担になる場合があります。でも、私たちがしっかりサポートするので安心してくださいね。」
5. 成功事例や最新情報
「実際に利用してる人の話ってありますか?」
「あるよ!例えば、ある施設では入所後に認知症の進行が穏やかになった方がいるんだ。定期的な医療ケアとスタッフのサポートで、家族もすごく感謝してたよ。」
「最新のニュースでは、介護医療院が地域包括ケアの一環として注目されていて、これからさらに需要が高まると言われています。」
「未来がある施設なんですね!なんだか安心しました。」
まとめ
介護医療院は、医療と介護を必要とする方が安心して暮らせる場所です。自宅での介護が難しい場合や、医療的ケアが必要な場合に適しています。岐阜市にも利用できる施設があり、家族や本人の負担を軽減しながら、安全で快適な生活を提供します。ぜひ気になる方は、地域のケアマネージャーやソーシャルワーカーに相談してみてくださいね!
青友会 青木内科・眼科 居宅介護支援事業所
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ブログ記事担当:ケアマネいそ
デイケアこもれび相談員&居宅介護支援事業所
ケアマネージャー 磯村 拓矢