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居宅介護支援事業所

お風呂の浴槽を跨ぐのが大変になった。何かいい方法はないか?

登場人物
ケアマネ いそ
トメ子さん
おじじ
あらすじ

トメ子さんは毎日浴槽に浸かるのが日課でしたが、最近になって足の上がりが悪くなり浴槽を跨ぐのが大変になってきました。無理に入浴して転んでしまうのではないかと不安もあり、今はシャワーだけで済ませていますが、できれば再び浴槽に浸かりたいと話しています。

1.お風呂でも福祉用具を

「なんとか浴槽に入りたいんだけど、足が上がらなくて…。無理して転んだら怖いしね。」

「古い家やで、何か対策しても難しいんちゃうか。風呂場を改修するなんて大掛かりすぎるし。」

「大丈夫です、方法はあります!まず、浴槽に跨ぐのが難しい場合には、浴室用の手すりやステップ台を使うのがおすすめです。これらの器具を使えば、足を大きく上げなくても安全に浴槽に入ることができますよ。手すりを設置することで、体を支えながら楽に出入りできるようになります。また、踏み台を利用することで、浴槽の高さをカバーできます。」

「それなら、無理しなくても浴槽に入れそうね。」

「最近の手すりやステップは、簡単に設置できるものも多いんです。浴槽に後付けで取り付けるタイプのものと、工事するタイプがあります。工事する場合は、住宅改修といって最大20万円の1割の金額で工事する手もありますよ。」

「おお、そうなんか。そしたら、古い家でもなんとかなるやろか。」

2.介護のプロの手を借りる

「もしそれでも難しければ、訪問ヘルパーによる入浴介助があります。家にヘルパーさんが来て、見守りからお手伝いまで行っていただけます。他にもデイサービスに通って、そこの施設で入浴をすることでスタッフのお手伝いのもと入浴できるので安心できるかと思います。」

「訪問ヘルパーさんかぁ。家で安心してお風呂に入れるのは嬉しいね。無理して転ぶ心配もなくなるし。」
「ありがたい世の中じゃな。ありがたや、ありがたや。」

| まとめ

足が上がらなくなっても、安心して浴槽に入るための方法はたくさんあります。手すりやステップを使って自宅で安全に入浴するのはもちろん、訪問入浴やデイサービスを活用することも考えられます。転倒のリスクを避けながら、トメ子さんの日常のお風呂時間を再び楽しむために、ケアマネがしっかりサポートします。

青木内科・眼科 居宅介護支援事業所
岐阜市則武中3-5-15 デイケアこもれび内
TEL 058-216-0120
FAX 058-232-6585 

ブログ記事担当:ケアマネいそ
デイケアこもれび相談員
青木内科・眼科 居宅介護支援事業所ケアマネージャー
磯村 拓矢

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