早速ですが先ずは下の図をご覧ください。

この図はフレイルドミノと言います。
フレイルとは、一言でいうと「虚弱」です。


健常な状態から要介護に移行する中間の段階を表す言葉です。突然、脳疾患などの疾病や転倒などで急激に介護を必要とするケースもありますが、そのほとんどは加齢に伴って筋力の衰えや生きがいや楽しみを失い、家に引きこもりがちになることなどによって身体機能や認知機能が徐々に衰えていきます。



一見、フレイルとは言葉だけで見ると非常にマイナスなイメージを持たれと思います。でも私たちは「それは、違います」と宣言します。



フレイルは、生活習慣などの改善によって身体機能や認知機能の回復が見込まれる状態であるからです。ですので先ずは変化に気付くこと、そして早い段階で医療・介護の両面による正しいアプローチを行うことで予防・改善ができ、要介護状態にならないようにケアしていくことが可能なのです。


わたしたち、こもれびの使命はこのドミノが倒れないように医療連携を図り、リハビリと介護により皆様を支えることです。

介護にこそ、運動を

“年齢を重ねると筋力が低下する”

このような聞き覚えのあるフレーズはどなたでもご存じだと思います。
では、具体的にどの部位から筋力が低下していくのかご存じでしょうか?


正解は、膝を伸ばす力です。


下記はそれを表すグラフになります

美しい風景

図の通り、30代をピークに筋力は1年に1%ずつ低下していくと言われています。
こもれびでは初回の利用とその後、三ヶ月に一回のペースで体力測定を行っております。ただ身体を動かす、ただ運動をするを繰り返すだけではなく、その方その方に合わせた目標を立て、一緒にリハビリを取り組んでいます。


デイケアの使命は、「当たり前の暮らし」を守ること。
住み慣れた環境で、転倒の危険や関節の痛みに悩まされる事なく、自らのペースで自由に暮らす。リハビリを通じて当たり前に暮らせる”喜びを創る場所”。
それがデイケアこもれびです。

医療法人社団青友会 青木洋一郎