手先のリハビリの紹介です。パート1

現在ゲスト(利用者様)の方に行っている手先のリハビリを一部紹介したいと思います。

≪ビー玉パズル≫

こちらは日本では別名ペグソリティア(ペグ・ソリテール)と呼ばれ、ヨーロッパが起源のパズルゲームです。遊び方や歴史についてはこちらをクリックして見ていただけると解り易いかなと思います。最後にビー玉が残り1個になることを目指して、ビー玉をルールに従って動かしていきます。
一度ルールを理解された方は長い時間集中してやられてみえます。最後1つにならなくても残りのビー玉の数が減っていくことで達成感も生まれます。
効果 指でビー玉をつまむ動作、穴に置く動作、腕を伸ばす・引く動作、脳トレ、集中力アップ等

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≪ペットボトルのふたの開け閉め≫

こちらはご家庭に必ずあるといってもいいペットボトルをリハビリ道具にしました。

・最近ふたが開けづらくなった。
・以前より手に力が入らなくなった。

という方がゲストに見えましたので何とかしたいと思い、色々手指のリハビリについて調べて製作しました。
製作するにあたって、ただペットボトルを開ける閉めるの動作であればペットボトルそのまま渡せば済んでしまいます。が、それでは単純で長続きしないですし、そもそもペットボトルのふたの開け閉めは飲み物を飲む過程の一連の動きでしかないので、ただ開け閉めだけしていても途中で飽きてしまいます。それでは余計にリハビリに対する抵抗ができてしまいます。

そこで上記のビー玉パズルでも書きましたが「達成感」というのがとても大事だと思い、長すぎず短すぎない時間で行えるものとして下記の写真の道具を製作しました。見本の絵をみながら色を判別してその通りに並べ替えることが目的で、その過程にペットボトルを開け閉めすることを加えることでパズル感覚で手先のリハビリを行えます。こちらはふたの種類によって開ける際の固さも違うようになっているので現在のレベルの指標にもなります。

効果 指先の機能維持・向上、握力の強化、色の判別

 

また次回パート2を紹介したいと思いますのでお楽しみに。